年上の部下には敬語を使いながら声かけをしよう!

管理職で年上の部下を持って接し方に困っている方は多いと思います。今回はその対応方法についてご説明します。
先週、某社のリーダー(管理職)研修のフォローミーティングがありました。半年前の二日間の研修ではリーダーになり部下を初めて持った方もいて、自分よりも年上の部下にどう対応するするか悩んでおられた方も多かったのですが、半年たって皆さん自信を持っておられました。半年前の研修では下記の内容をお話ししましたが、それを実践されて手ごたえがあったようです。お伝えしたポイントは
1.人生の先輩として尊重する(必ず「さん」づけをする。敬語で接する)
2.遠慮はしないが、配慮する
3.得意な分野をやってもらう
4.年下のリーダーとして一生懸命やる~得意分野を光らせる~
5.OTM  ~お願いします、助けてください、まあまあ~
これらを実直に実行していたら年上の部下ともスムーズにコミュニケーションが取れるようになったようです。中にはさらに工夫され方もおられるので、それらを題材に今回のブログではもう少し詳しくお伝えします。

年上の部下には敬語を使うことは必須

敬意をもって語る
Aさんは販売会社の36歳の新任リーダー(管理職)。部下5人で、うち3人は年上です。講師が「敬語を使いましょう」と言うと、当初は「敬語は苦手だなあ。学生時代、体育会系ではなかったし、国語は苦手だった」とおっしゃっていました。敬語はそんなに難しいことではありません。「です、ます」をつければいいだけです。これは使っていれば慣れます。Aさんも半年で慣れたようです。
また部下がため口(対等の話し方)で話してきても「相手は人生の先輩」と思って割り切り、敬語は使いましょう。もっとも、部下の一人はAさんが新人の時に面倒見てくれた指導員だったので、いくらため口でも敬語を使わざるを得なかったようですです。
また年上の部下に仕事を依頼するときは断定ではなく疑問形が効果的です。
例 「この仕事、今週末までにやっていただけませんか」「緊急ですが、○○商事さんにこれから行っていただけませんか」
「日報にあるこのトラブルについて、もう少し詳しく教えていただけませんか」などです。

マメに声かけしよう

一声かける
その次に大事なのは仕事の依頼をする時だけでなく、まめに声をかけることです。
「おはようございます」
「昨日は体がだるいとおっしゃっていましたが、今日はいかがですか」
外回りの仕事から帰ってきたら「今日はどうでしたか、あのお客さん、お話しを聞いてくれましたか」
「○○の件で苦労されているとおっしゃっていましたが、どうなりましたか?」と相手の近況・情報を元に近況を聞きます。すると相手が心を開き、話してくれます。年上の部下の心理としては自分が疎遠に思われているのではないかと被害者意識があるから話しかけられると嬉しいものです。年上の部下が話してきたらその時は話を遮らずうなづき最後まで聴く、「聞き上手」になりましょう。
ではなぜ年上の部下に声をかけないのでしょうか?
敬語は使えても気軽に年上の部下に話しかけるのが苦手と言う方がいますね。それはこちらが遠慮しているからですね。自分の話はつまらないのではないか、受け入れられないのではないかと過剰な心配をしているケースが多いようです。反対に年上の部下も自分は年下の上司に受け入れらないのではないかと心配しています。表面に出さないかもしれませんが、気軽に年下の上司に声かけしてもらったら嬉しいものですよ。

情報を流す

情報を伝える

日々声かけをするだけではなく部下に仕事に役立つ情報を流しましょう。リーダー(管理職)は一般職に比べるとお客様の状況、会社全体の状況、競合情報、新製品やトラブルの情報など数多くの情報に接します。また他の部下からも報告があるので一般職の部下より視野が広くなります。そうした情報を気軽に部下に伝えましょう。ミーティングでもいいし日常会話でもかまいません。幅広い情報が入ると部下は自分で考える行動が増えて来ます。上司として細かい指示をしなくても自分で考えて動くようになります。

言葉だけでなく姿勢態度が大事

信頼 握手
中には敬語を使っているのに年上の部下から信頼がないリーダーがいます。そう言う場合は姿勢・態度を工夫しましょう。
アメリカの心理学者アルバート・メラビアン教授が1971年に唱えた理論によると、人が第3者を信頼するには相手の言葉の内容が7%、声のトーン・早さ・大きさ・明るさが38%、残りの55%はしぐさや表情・姿勢・態度だと言います。いくら敬語で丁寧に話していても、相手の顔を見ないとか暗い声のトーンでは相手は心を許してくれません。
まず相手の名前を呼びましょう。そして相手の顔を見ながら(アイコンタクトと言います)笑顔で依頼します。落ち着いたゆっくりとして冷静な声のトーンがいいですね。その時は体は正対します。斜めでは横着な印象を与えます。腕組はしてはいけません。部下が話して来たら最後まで聴きます。これを実行するだけで部下の信頼はグッと上がるでしょう。

まとめ

・年上の部下には敬語を使うのは必須
・マメに声かけしよう
・情報を流そう
・姿勢態度が大事

これらを実行すればあなたは年上の部下でもスムーズにコミュニケーションが出来ますよ。

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藤原勝

藤原勝

【経営理念を浸透させることで主体性を引き出すプロデュ―サー】

ビジョンカムトゥルー株式会社 代表取締役。日本ゲシュタルト療法学会公認トレーナー。TA研究部会運営委員長。剣道教士七段。三重県生まれ、大阪育ち。
現場に入り問題解決し、お客様から「どうしてうちの会社の事がそんなにわかるのか」と言われる。経営者の経営理念を基に管理職が中期ビジョンを描き、本気の部下たちを率い実践することで国内外の企業を元気にしたいと想い東奔西走中。

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