かつては、意見調査シートによる組織診断をもとに、管理職をはじめとする関係者が問題点を分析し、対応策を考える研修を数多く行ってきました。その場では意識が変わっても、思考中心で行動に結びつきにくく、効果が長続きしないという壁に直面してきました。
そんな中で出会ったのが、ポジティブアプローチ、なかでもAI(Appreciative Inquiry)という手法です。実際に体験してみて気づいたのは、問題点や原因をいくら分析してもエンゲージメントは上がらないということ。むしろ、組織の「良いところ」を参加者自身が発見していく中でこそ、一体感やモチベーション、エンゲージメントは「今、ここで」高まっていく——その手応えから、この研修が生まれました。
問題を指摘し合う研修ではありません。強みを見つけ、行動に移すことで、組織が自ら変わっていく——それがこの研修のベースにある視点です。